SU Animateが初めてリリースされた時点では、パスアニメーションテクニックはアニメーションを作成する唯一の方法でした。 その後、パスアニメーション機能は、カメラとオブジェクトを使う複雑なアニメーションに対応するように進化しました。 SU Animate 4では、いくつかの新機能が加わった他、ユーザーインターフェースは一新され、パスアニメーションのワークフローは大幅に単純化されました。 ユーザーインターフェースは新しくなりましたが、パスの作成方法の大半は過去のバージョンと変わらないので、SU Animate 3.2ビデオチュートリアルやヘルプウェブページはそのまま使用できます。
SU Animate! には、
その円弧や円がSU Animate!で作成されたかどうかにかかわらず、円弧/円が選択されると表示されるコンテキストメニューに円弧編集オプションが加わりました。 追加オプションはChange RadiusとMove by Centerです。
スパイラルパスツール
スパイラルパスツールはいくらか円ツールに似ていますが、旋回の高さや数を指定できるダイアログが加わりました。 コンテキストメニューには、円弧/円パスツールとまったく同様に
Point on axisオプションも入っています。 スパイラルパスツールのビデオチュートリアルは、SU Animate 3.2ウェブページのこのセクションをご覧ください。
アニメーションが実行されると、SU Animateはパスに沿って変更するセグメント間の角度に応じて回転させながら、選択したオブジェクトを点から点に移動します。 回転させず に移動させるオブジェクトを指定するには、
Rotate Objects Along Path チェックボックスを解除ます。 Rotate Objects Along PathはSU Animate 4に新しく加わりました。
Animates the Cameraチェックボックスをチェックすると、アニメーションはパスに沿ってカメラをアニメートします。 このオプションは、アニメートするエンティティを選択しているかどうかにかかわらず選べます。 これで、パスに沿って移動するのに合わせてカメラが捉える場所を指定する方法が増えました。
Name all groups/components(すべてのグループ/コンポーネントに名前を付ける)
Name all groups/componentsツールは、モデルにある名前の付いていないグループやコンポーネントインスタンスにそれぞれユニークな名前を割り当てます。 名前は、基本の文字列+文字列からなり、名前をユニークにします。 基本の文字列は、グループは「Group」、コンポーネントインスタンスはコンポーネント定義の名前になります。 ツールは、他のグループ/コンポーネントに含まれたグループ/コンポーネントには使えません。 完成すると、ツールはメッセージボックスに変更を報告します。
EditInPlaceは、グループやコンポーネントを選択すると使用できるようになるSketchUpコンテクストメニュー項目です。 EditInPlaceは、SU Animate専用ではなく、Cadalog, Incが開発した一般SketchUpユーティリティです。 これを使えば、選択したSketchUpグループを開き、頭を煩わすことなく別のSketchUpセッションで編集できます。 たくさんのグループやコンポーネントのある規模の大きいモデルを使用している際にとても役立ちます。 詳細はここをご覧ください。 SU Animateに無償添付されています。
SU Grid または Construction Grid
SU Grid、 またはConstruction Gridはコンテキストメニュー項目です。 SketchUpで面を選択し、右クリックしてコンテキストメニューを開きます。 Construction Gridというオプションがあるのに気づくでしょう。 Construction Gridを選択し、特定の座標にある面やグリッドにグリッド線を作成します。 グリッドは線や円弧、円を作図したり、グリッド線の終点や交点にスナップするのに使用できます。 グリッド自体は、そのグリッドのレイヤにあるグループなので、削除や非表示が可能です。
最終ステップ - シーン作成
シーン作成
SketchUpでアニメーションを作成する最終ステップは、シーン作成です。 SU Animateの実力は、SketchUpのシーンと各シーンのレイヤを自動作成することにあります。 オブジェクトアニメーションでは、シーン毎にレイヤが作成され、再生中以外のすべてのレイヤが非表示になります。 シーン数はすべてのアニメーションパス上のフレーム数の合計と同じになります。